株式会社ビオトープ 石原 新也

略歴

1973年生まれ
大手メーカー(愛媛)・広告業界(東京)・IT業界(東京)・上場営業コンサルティング会社(東京)等で勤務

・2009年 株式会社エムアンドアイ専務取締役 就任 (東京赤坂)
・2013年 アイアンドエム 創業 (愛媛県松山市)
営業支援・WEB支援・人材育成支援、3本柱のサービスを提供。
・2015年 株式会社ビオトープ 設立
営業支援・広告/WEB支援・人材支援・財務支援、4本柱のサービスを提供

株式会社ビオトープ 社名の由来
「持続的に成長する地域社会・企業、またそれらを支える個人の成長を支援しよう、地域が発展する生態系を作っていこう」という想いから、社名を株式会社ビオトープと名付けました。

現在の仕事についた経緯

エースで4番という他者評価の中で仕事をしてきましたが、何かが物足りなく感じていました。

「誰でもできる仕事ではなく、自分だからこそできる仕事」を探していた時に、専門領域=コンサルタントという仕事に出会い、そして営業領域の深部に触れたくてコンサルタントの道を選択しました。

ファクトベースで物事を考える大切さなど、いろいろな学びがあり、経済の発展とともに存在した営業という活動。
属人的であり本質的な意味で体系化するのは難しいと考えていましたが、「営業を科学する」という言葉に出会いました。

何かを成し遂げようとする勇気を持たない人生など、価値があるのか自問自答していた私にとって、興味深いテーマでした。

そしてこの言葉を自分の人生テーマとし、起業するに至りました。

仕事へのこだわり

全ては物事をどう捉えるかですが、「事実に基づいて真実を求める」ことをこだわりとして持っています。
自分が取るに足りない存在と考えるからこそ、事実に基づいた仮説作りを大事にしています。

また、変化を恐れず楽しんでいます。
環境を変える事に高度な思考は必要ないと思っています。

私が歩んできた道は、ただ一つ、優秀な人達が集う場へ身を置くこと。
そんな環境に身を置けば自然とやる気が出るし、このくらいするのが普通という基準値へとアップデートされます。環境変化は能力の底上げだと思っています。

「営業を科学する」をテーマとし現在に至りますが、答えはまだ出ていません。

会社としてコンサルティング以外の営業実務まで業務領域を広げていますが、なかなか事業計画どおりにいかないこともあり、またそこに面白さも感じます。
世の中、ITの普及により営業もだいぶ可視化され、一見十分に科学的に分析・理解されたように見えますが、私見としてはまだ結論は出ていません。

若者へのメッセージ

私は中学・高校・大学と卓球漬けの学生時代を送り、高校生の時には四国大会で団体、ダブルス、シングルスの全てで優勝をしました。

しかし、一人で努力するだけでは才能を伸ばし成果を残すことはできませんでした。
両親や先生など周りの大人が膨大な時間と労力を割いて指導してくれたからこそ、優勝という成果をつかむことが出来たのです。

それは社会に出てからも同じで、上司、同僚、お客様からも膨大な時間を割いて育ててもらいました。
優秀な上司や優しい上司、理不尽な上司など、様々なタイプの思考に触れた事で今の私があります。

どのような環境の中でも大切なことはあります。
何歳になっても人に教わることは多いし、どんな物からでも吸収できることはあります。
根底にあるのは「自ら学びに行く」という姿勢。何もしないうちから「学ぶ価値がない」と勝手に判断してしまうのは非常にもったいない事です。

何でも学べ!